本記事では、日産のカーシェアリングサービス『e-シェアモビ』での車両の予約方法から、利用・返却手続きまで、できるだけ丁寧に解説していきます。
慣れれば簡単!手軽に日産の最先端のクルマでドライブできるようになりますよ。
日産のカーシェア『e-シェアモビ』とは
『e-シェアモビ』とは、日産自動車が提供するカーシェアリングサービスです。東京都・神奈川県を中心に、全国でサービスを展開しています。
日産の最新車両が利用できるのが特徴で、最新の運転サポート搭載車や電気自動車などに、気楽に乗ることができます。
利用料金は車種により異なりますが、月額無料プランであれば「200円/15分」から利用できます。
予約方法
PC・スマホともに、専用サイトから予約をすることができます。
予約は、15分単位です。
会員サイトで予約
e-シェアモビの会員サイトにログインすると、予約手続きを行うことができます。
タブメニューの「予約・変更・取消」から、「新規に予約する」を選びます。
乗車ステーションと利用日時を設定すると、空車状況を確認することができます。
車両が空いていれば、そのまま予約をすることができます。
予約が完了すると、以下のように車両情報と予約日時が表示されます。
『NOC保証』とは?
万が一の事故などのとき、車両が利用できない間の休業補償として、ノンオペレーションチャージ(略称:NOC)の支払いが必要となります(2~5万円)。
NOC保証に加入することで、このノンオペレーションチャージの支払いが免除となります。加入料は、『324円/24時間』です。
カーシェアの利用に慣れるまでは、加入しておくことをオススメします。
(ちなみに私は、長時間利用の時は加入し、1~2時間程度の利用の時は加入していません。)
利用開始手順
利用時間になり、クルマに到着したら、以下手順で進めましょう。
慣れれば、1~2分で出発できるようになりますよ。
- 免許証で開錠
- 車両のキズチェック
- 鍵を取り出し、クルマを始動
- スタンド看板を移動し、出発
免許証で開錠
ステーションに到着したら、予約したクルマを探しましょう。
複数台止まっているときは、予約メールなどに記載の車両ナンバーを確認しましょう。
車両の窓に、以下のカードリーダーが取り付けてあるので、そこに免許証をかざします。クルマの開錠が完了すると、ハザードランプが5回点滅します。
車両のキズチェック
開錠できたら、乗り込む前にキズチェックをしましょう。
クルマの外周を一周して、大きな傷やヘコミがないかをチェックしておきましょう。
バンパーやドアなどに、小さなキズやヘコミがあったりする場合もあります。
返却時に見つけて「もしかして自分が…」と焦る人もいるようです。事前にチェックして、安心して出発できるようにしましょう。
鍵を取り出し、クルマを始動
助手席前のグローブボックス内に、キーボックスが入っています。
そこから、キーを取り出しましょう。
(日産:リーフの場合)充電ケーブルを取り外す
利用する車両が、日産リーフ(電気自動車)の場合、充電ケーブルを取り外します。
車両前面、充電コネクタが刺さっています。コネクタを外して、充電ポートにケーブルを戻しましょう。
スタンド看板を移動し、出発
駐車場は、カーシェア車両専用のスペースになっています。
他のクルマが誤って駐車しないように、出発するときは、スタンド看板を駐車スペースに置きましょう。
利用中の開錠・施錠
クルマを借りている間の開錠・施錠には、エンジン始動時に利用したキーを使いましょう。
給油・充電
給油
- ノート e-POWER
- セレナ e-POWER
を利用している場合は、給油となります。
レンタカーの場合は、ガソリン満タンでの返却が必要となりますが、
カーシェアリングの場合は、燃料が減っていた場合にのみ、給油すればOKです。
給油するときは、車内にある専用の給油カード を使います。助手席前のグローブボックス内、車検証ブックの中に入っています。
使えるガソリンスタンドは、カード裏面に書いてあります。そちらを参考に、近くのガソリンスタンドで給油しましょう。
充電
- リーフ(電気自動車)
を利用している場合は、充電となります。
メーターに表示されている航続可能距離が短くなってきたら、充電をしましょう。
高速道路の休憩施設や、道の駅などにある、電気自動車用の充電設備が利用できます。
充電設備を利用する際には、車内にある専用の充電カード を使います。助手席前のグローブボックス内、車検証ブックの中に入っています。
返却手順
返却は、以下順番で進めていきます。
- 出発したステーションに駐車
- 鍵を戻す
- 運転免許証で施錠
出発したステーションに駐車
出発したステーション内、カーシェア用の駐車マスにクルマを停めましょう。
1つの駐車場に複数台カーシェアのスペースがあり、出発した場所に別のカーシェア車両が駐車している場合があります。
そんな時は慌てずに、他の空いているカーシェア用駐車スペースに止めましょう。
鍵を戻す
エンジンを停めたら、キーボックスに鍵を返却します。
クルマを降りる際は、携帯やETCカードの忘れ物に気を付けましょう。
また、ゴミは各自で持ち帰りになります。車内をきれいにしてから、返却しましょう。
(日産:リーフの場合)充電ケーブルを接続する
利用する車両が、日産リーフ(電気自動車)の場合、充電ケーブルを接続します。
車両前面、充電ポートを開き、ステーションにある充電ポートのケーブルを、車両に接続しましょう。
運転免許証で施錠
クルマから降りたら、免許証をカードリーダーにかざします。
クルマが施錠されると、ハザードが点灯します。これで返却完了です。
返却が完了したら、返却完了のメールがすぐに届きます。
こちらのメールが届いたことを確認すれば、無事に返却完了です。
利用料金に関する注意点
ここでは、2つに絞って利用料金に関する注意点をお伝えします。
- 課金が発生し始めるタイミング
- 課金が終了するタイミング
課金が発生し始めるタイミング
利用料金は、予約した時刻より発生します(※利用開始時刻ではありません)。
ただ、車両の開錠ができるのは、利用開始時刻の15分前からです。これは、出発前の安全確認を確実にしてもらうための仕組みになっています。
予約の変更は、予約した時刻の1分前まで可能です。もし予約した時刻に遅れそうな場合は、無理せずに予約時刻を変更するようにしましょう。
課金が終了するタイミング
車両を返却した時間に関わらず、予約した時間分の料金が請求されます。
なお、次の予約が入っていなければ、車両利用中に予約時間を延長することができます(利用開始後に、予約時間を短縮することはできません)。
車両の予約をするときには、予め計画を立ててから予約することをオススメします!
さいごに
これだけ読むと難しいかも感じるかもしれませんが、一度やってみれば案外簡単です。カーシェアリングを使って、日産の最新テクノロジーを気軽に体験してみませんか。
また、日産のカーシェア『e-シェアモビ』を利用するには、会員登録が必要になります。まだ登録が完了していない人は、以下サイトから登録してみましょう。
安全運転で、楽しいカーシェアライフをお過ごしください!
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